【ネットショップ 「売れる」デザイン・演出テクニック】連載119 季節商品の最適な提案とは? (2022年3月3日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 今年も、コロナ禍を意識した戦略が鍵となりそうです。バレンタインやホワイトデーなど、年間を通して移り変わる季節商品について、購入する消費者の心理状態と、それを見越した提案方法を考えてみましょう。


■消費者は購入前に必ず○○する

 コロナ禍も3年目に突入し、消費者はECをためらいなく利用するようになりました。商品購入前にほとんどの人が行うのが検索です。
 実店舗で購入する場合でも、外出時間や人との接触を最小限にするという観点から、ECサイトで一旦商品を検索する人は多いでしょう。そうしたケースでは、見た目や価格をECサイトで把握した上で、実店舗を訪問するのです。
 季節商品と一口に言っても、用途や時期に応じてさまざまな種類があります。そうした季節商品をECで購入する人も増加しています。そんな中、多くの消費者が、失敗といえる買い物を、一度は経験しているのではないでしょうか。
 お金を払う以上は、なるべく失敗したくないものです。ただ、もし失敗したとしても、商品がコンビニやスーパーにも売っていて、替えが利く場合はそこまで困らないかもしれません。
 替えが利きそうな季節商品というと、食べ物が多いでしょう。その代表例が節分(豆/恵方巻)、土用の丑(うし)の日(うなぎ)、ハロウィーン(お配り用のお菓子)です。

(続きは、「日本流通産業新聞」3月3日号で)

〈著者プロフィール〉
 長山衛(ながやま・まもる)氏
 某大手食品ECサイトで運営を手掛けた後、08年10月にECサイトの運営代行などを手掛ける株式会社ネットショップ総研を設立。
 11年11月に「食品ネットショップ『10倍』売るための教科書 リピーターを確実に増やす商品プレゼン77のテクニック」(日本実業出版社)を上梓。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

「売れる」デザイン・演出テクニック 連載記事
List

Page Topへ