【ネットショップ 「売れる」デザイン・演出テクニック】連載127 コロナ禍の引っ越し事情とECの商機(2022年11月10日号)

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 長引くコロナ禍により、テレワークなど、「出社しない業務スタイル」が定着してきました。
 オンラインで働ける状態を保ちながら「拠点を変える」という選択肢も生まれています。都心から郊外へ引っ越しを検討する消費者も少なくありません。
 コロナ禍で生活様式が見直されたことは、ある意味「ライフステージの変化」ともいえます。今回はコロナ禍における引っ越し事情とECの必要性を考えます。


■コロナ禍と引っ越しのあいさつ

 引っ越しは、進学・就職・結婚・出産など、ライフステージの変化に左右されることが多いイベントです。
 現代では、賃貸の物件に引っ越した際に、近隣の住人宅にあいさつに行くことも少なくなりました。
 特に、都心部の賃貸物件は、住人の入れ替わりが激しく、隣人同士のコミュニケーションは皆無といってもいいでしょう。
 コロナ禍のソーシャルディスタンスも相まって、見知らぬ人と接点を持ちたくないと考える住人が多くなっています。
 一方で、分譲マンションや戸建てとなると状況が変わります。
 賃貸物件と違って長く居住する住人が多く、管理組合や町内会への参加も視野に入れる必要があります。
 住人同士で防犯意識を高めたり、コミュニケーションを円滑化させたりするためには、コロナ禍であったとしても引っ越しのあいさつは必須でしょう。
 分譲マンションの場合、引っ越しの当日や翌日に、両隣と上下階の部屋に、あいさつに行くのがマナーです。戸建ての場合は両隣と真向い、真向いの両隣のお宅にあいさつに伺うのが、引っ越しのあいさつの最低限のマナーです。その際に準備したいのが粗品です。
 粗品は「たくさんあっても困らないもの」「癖がないもの」「好みが分かれないもの」が望ましいでしょう。タオルや洗剤などの日用品や、焼き菓子、ジュースなどの日持ちする食品が、選ばれる傾向にあります。
 粗品の価格帯は、500~1000円程度の「もらった相手が気を遣わない金額」が相場です。
 例えば、金券やクオカードは好みに左右されないので、一見するとスマートで良い気がします。ただ、目上の人に対しては失礼にあたります。
 粗品は「年齢や性別を問わず受け入れられるもの」が無難と心得ましょう。


■消費者の心をくすぐる粗品とは?

(続きは、「日本ネット経済新聞」11月10日号で)

〈著者プロフィール〉
 長山衛(ながやま・まもる)氏
 某大手食品ECサイトで運営を手掛けた後、08年10月にECサイトの運営代行などを手掛ける株式会社ネットショップ総研を設立。
 11年11月に「食品ネットショップ『10倍』売るための教科書 リピーターを確実に増やす商品プレゼン77のテクニック」(日本実業出版社)を上梓。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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