【ネットが拓くリテンションの時代】連載5 動画マーケの元年に

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■脚光を浴びるネット動画市場
 わが国のインターネット動画の市場規模は、あるデータによると2013年に132億円を形成し、17年には5倍以上の640億円に達すると予測している。別のデータでは16年の市場規模は824億円で、22年には3000億円に成長するとしている。
 集計・分析する範囲や方法が違うため、どちらのデータが正しいとは判断できないが、インターネット動画市場は急拡大しており、急成長を遂げることは確実であろう。
 動画の特徴は1分間の視聴で文字数に換算すると180万文字。この文字数を収納するホームページ(HP)のページ数は800ページに相当している。
 この膨大な情報を動画と音声を用い、1分間で伝達できるツールとして脚光を浴びているわけである。
 動画を発信している企業の大多数は、「興味関心喚起↓集客↓会員化↓購買↓活性化↓関係強化」のステップで運用している。
 具体的な方法としては2~3秒の動画メールで興味関心をあおり、その後にランディングページ(LP)・HPへ自動的に遷移するようにして、会員化へ結び付けるような運用をしている。

(続きは、「日本ネット経済新聞」7月6日号で)


《プロフィール》
伊藤 博永(いとう・ひろなが)
 1993年3月、旭通信社(現ADK)入社。2001年4月、価値総研取締役、09年4月、ADKダイアログ代表取締役社長、12年1月、アディック取締役(現任)、15年9月、日本リテンション・マーケティング協会理事(現任)。
 筆者に関する問い合わせは、一般社団法人日本リテンション・マーケティング協会事務局((電)03―6721―5927)担当・鈴木まで。01http://j-rma.jp/

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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