【化粧品・健康食品業界のためのダイレクトマーケティング 成功と失敗の法則】 <37> 使い心地をターゲットに合わせる(2025年9月25日号)

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 こんにちは。EC・通販コンサルタントの山口です。今回も化粧品、健康食品業界のダイレクトマーケティングに役立つ情報をお届けします。
 スキンケアアイテムは、すぐには効果を感じにくいということは前にお話ししました。初めて使う化粧水を手に出したとき、顔につけた瞬間に「ハリが変わった」「浸透している」と感じる消費者は稀ではないでしょうか。


■使った瞬間が勝負

 では、消費者はどのようにそのスキンケア商品の良し悪しを判断しているのでしょうか。それは使った瞬間の印象です。「商品を肌に乗せたときの触感」「テクスチャー」「匂い」など、使った瞬間に分かることをもとに全体の印象を決定付けています。
 対面でも「第一印象が大事」と言われるのと同様に、化粧品でも第一印象ともいえる使い心地がとても大事なものなのです。それによって、効果をより感じ、継続して使ってみてもいいかな、といった感情につながります。
 そのため、商品を開発する段階から、設定したターゲットに合わせた使い心地を考えておくことがとても重要なのです。
 使った瞬間に分かることはテクスチャーだけではありません。

(続きは、「日本ネット経済新聞」9月25日号で)

<プロフィール>
山口 尚大(やまぐち・たかひろ)
 EC・通販コンサルタント。クリームチームマーケティング合同会社代表兼CEO。2006年より化粧品、健食業界に特化したダイレクトマーケティング支援を行い、150社250ブランドを超えるクライアントの売り上げアップを実現。豊富な経験とノウハウをもとに最新のアウトプットを提供している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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