【化粧品・健康食品業界のためのダイレクトマーケティング 成功と失敗の法則】 <36> 商品価格はLTVの最大化から考える(2025年5月1日号)

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 こんにちは。EC・通販コンサルタントの山口です。今回も化粧品、健康食品業界のダイレクトマーケティングに役立つ情報をお届けします。
 商品の価格を決める際に、「安い方が売れるだろう」と考える方が多いのではないでしょうか。「顧客が手に取りやすい価格の方が、売るのには適切」。こう考えるのは比較的、一般的な感覚だと思います。
 しかし、実際に安い価格に設定すれば売れるのかというと、そうとも限らないケースがあります。商材や売り方によっては、価格を高く設定したほうが売れることも多いのです。製造コストや需要を考慮して決めた価格ではなく、製品やサービスの質やそれを消費することによってステータスの高さを消費者に感じさせることができる価格を「威光価格」と言います。設定された価格自体が、その製品に価値を与え、「高品質」で「特別感」があるなどのイメージを伝えることに寄与しているのです。
 なぜこういったことが起きるのか。

(続きは、「日本ネット経済新聞」5月1日号で)

<プロフィール>
山口 尚大(やまぐち・たかひろ)
 EC・通販コンサルタント。クリームチームマーケティング合同会社代表兼CEO。2006年より化粧品、健食業界に特化したダイレクトマーケティング支援を行い、150社250ブランドを超えるクライアントの売り上げアップを実現。豊富な経験とノウハウをもとに最新のアウトプットを提供している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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