【カタログから分析 通販会社調査隊】北のグルメ「北のグルメ便」/実店舗で配布、リピーター獲得

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 海産物を販売する北のグルメ(本社北海道、高橋永次社長)は、実店舗の来店客向けに通販カタログを配布している。商品を購入したユーザーにターゲットを絞ることで効率的な訴求を狙う。カタログ配布後のユーザーの利用頻度は平均で3~4回となっており、リピーターの獲得につなげている。
 カタログ「北のグルメ便」は法人顧客向けのカタログとして創刊した。その後、個人顧客向けに刷新している。札幌にある実店舗で、希望者に対しカタログを配布している。自社のホームページから請求することも可能だ。
 カタログでは約200品目の商品を取り扱っている。季節に応じた海産物を押し出している。春は毛ガニ、夏はウニ、秋はイクラといったように旬の商品の特集ページを設けている。年間で最も売り上げが伸びる11~12月は商品数を約100品目増やしている。セット商品を掲載した別冊カタログも送り、販促を強化している。
(続きは、「日本流通産業新聞」2月22日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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