【Eコマース業界地図 「物流編」】 イー・ロジット〈物流代行〉/生産性が40%向上/ゲートアソートシステム導入

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 EC事業者の「物流」に関する支援サービスを、ECのネットメディア「Eコマースコンバージョンラボ(eccLab)」と共同でまとめた。サービスマップには物流代行サービスに加えて、宅配サービスや倉庫管理システム(WMS)などもカテゴリー別に収録した。物流支援事業者は玉石混交。自社の事業にマッチしたパートナー選びの参考にしてほしい。

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 3PL事業を手掛けるイー・ロジット(本社東京都、角井亮一社)は8月、埼玉・八潮の物流センターに、仕分けシステムの「ゲートアソートシステム」を導入した。仕分けミスの削減と生産性向上を狙ったもので、すでに約40%の生産性向上につながっている。投資額は数千万円規模になるという。
 「ゲートアソートシステム」は、仕分け(アソート)する商品をハンディーターミナルのスキャンなどでシステムに認識させると、仕分け先間口に設置されている自動開閉式ゲートが開き、商品を投入する仕組み。
 物流システムや物流資材を提供するタクテック(本社埼玉県、侘美好則社長)から購入した。八潮にある埼玉フルフィルメントセンター(FC)には、1基48間口を持つ「ゲートアソートシステム」を2基導入。
 「案件によってはさらに増設することも検討する」(通販物流営業部・土橋恵司課長)としている。埼玉FCでは導入前と比べて生産性が30〜40%向上。業務の効率化につながっている。

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