【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第513回 <水産缶詰専門ECサイト「Oceanprincess」> 最高級のツナ缶が話題呼び、ギフト売上倍増(2025年10月9日号)

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王道ツナ3種&サーディン詰合せ11缶セット

王道ツナ3種&サーディン詰合せ11缶セット

 静岡県静岡市のモンマルシェが展開するブランド「Oceanprincess(オーシャンプリンセス)」では、三陸沖で水揚げされる新鮮な魚を使用したぜいたくな缶詰を製造販売している。素材や製法、味にこだわった商品の中でも、最高級のツナ缶「マグロトロ ブラックレーベル」が注目を集め、ECサイトのギフト売り上げが大きく伸びたという。こだわりや反響などについて、常務取締役の河野雄士氏に聞いた。

◆こだわり・特徴

 1929年に日本で初めてツナ缶を製造した清水食品を前身に持つモンマルシェでは、その伝統を受け継ぎ、他にはないこだわりを持つ商品づくりを行っている。
 「原料である魚は、時代ごとに変化しています。その中でも、伝統製法を継承し、味と素材にとことんこだわった商品を作りたいという思いから、オーシャンプリンセスを立ち上げました。素材に関して、一般的なツナ缶の多くは価格を抑えるためにカツオを使っていますが、当社では、世界三大漁場の一つである三陸沖・気仙沼で水揚げされるびん長マグロだけを厳選しています。特に『マグロトロ ブラックレーベル』(税込5400円)は、一本釣り夏びん長まぐろの中でも1%しかとれない大トロの部位のみを使っているため、1カ月で約30セットしか製造できない貴重な缶詰になっています」
 商品は、ツナ缶をはじめ、サバ缶やオイルサーディンをラインアップ。いずれも熟練の職人技で仕上げたぜいたくな缶詰だ。
 「商品開発において、決まった売価に対してコストを下げるという考えはなく、こだわりを持った上質な商品をお届けしたいと考えています。職人の丁寧な手作業による美しさも特徴です」


◆人気商品・声

(続きは、「日本ネット経済新聞」10月9日号で)

<運営会社概要>
【運営】モンマルシェ株式会社
【ショップ開設時期】2014年4月
【EC運営人数】4人
【ショップ形態】自社ショップ、楽天市場、アマゾンほか
【導入システム】shopify
【配送委託先】ヤマト運輸、日本郵便

河野雄士氏

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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