【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第344回 〈チーズケーキ専門ECサイト「PUZO プーゾチーズケーキセラー」〉/ベストお取り寄せ大賞受賞後、認知度・売り上げが急上昇

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野間謙策社長

野間謙策社長

 沖縄本島に6店舗を構える「プーゾチーズケーキセラー」。取り寄せ食品の情報サイト「おとりよせネット」を運営するアイランドが主催する「ベストお取り寄せ大賞2015」の「洋菓子・スイーツ部門」で、ニューヨークチーズケーキ「マンハッタンの恋」が金賞を受賞した後、認知度・売り上げが急上昇。コロナ禍においても、テークアウトやお取り寄せ需要の増加で売り上げを伸ばしている。好調の要因には、クリエーティブや広報を一括して行う部署の設立、取り組みがあるという。野間謙策社長に聞いた。

◆思い

 沖縄初のチーズケーキ専門店として2012年にオープン。「とにかくうまいチーズケーキを作りたい」という思いで店を作った。
 「幼少期、母が作ったベイクドチーズケーキが大好きでした。素朴だけど甘くてしっとり、愛がたっぷりです。大人になってもチーズケーキが好きで、だからチーズケーキがいいと思い、PUZO(プーゾ)を創業しました。素材や製法、品質管理の徹底など、当たり前のことにとことんこだわっていますが、全国の方に『北海道と沖縄、どちらのチーズケーキが食べたい?』と聞けば、ほとんどが北海道と答えますよね。それは、北海道の素材の良さだと思います。そういう意味では、沖縄が誇る産物は前のめりで商品に組み込みたいと思っています。『沖縄にもおいしいチーズケーキがある』と言う方を増やしたいです」
 目指しているのは、地域に根差した”街のケーキ屋さん”だ。
 「最初の店のオープン当初は集客に苦労しましたが、2015年に『マンハッタンの恋』が金賞を取ってから数字が変わりました。ニュースで紹介され、放送後、突如店に長蛇の列ができたあの光景は忘れられません」


◆反響・売れ行き

(続きは、「日本ネット経済新聞」7月1日号で)

〈運営会社概要〉
【運営】トランク
【開設時期】2014年4月
【EC運営人数】2人
【ショップ形態】自社ショップ、沖縄CLIPマルシェ
【導入システム】Eストアー(ショップサーブ)
【配送委託先】ヤマト運輸

マンハッタンの恋【ニューヨークチーズケーキ】

プレミアムチーズケーキ

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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