【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第512回 <奥出雲ギフト専門ECサイト「奥出雲 NAORAI」> 素材や包装へのこだわり、ギフトで好評

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
紫雲<縁>奥出雲和牛のローストビーフ

紫雲<縁>奥出雲和牛のローストビーフ

 島根県奥出雲地方で560年以上の歴史を持つ田部グループが、2025年4月に新会社「たなべの匠味」を設立。「奥出雲 NAORAI(なおらい)」ブランドを展開し、心に残る文化体験を提供する商品が、贈り物としての完成度の高さから高評価を得ているという。商品へのこだわり、現状と今後について、大橋和代社長に聞いた。

◆こだわり・特徴

 豊かな自然に囲まれ、神話の地として知られる出雲地方。「奥出雲 NAORAI」では、その文化と美意識をギフト体験として提供している。
 「なおらい(直会)とは、神々が出雲から去る神在月の最後の晩に、神様にお供えした神饌(しんせん)を人々が頂戴する宴のこと。出雲地方では、さまざまな催事や寄り合い後の宴会も『なおらい』と呼んできました。人と人とが触れ合い和み合う、その楽しさと心のつながりを表現する温かな方言です。奥出雲の自然の恵みを通じて、贈る方と贈られる方のご縁を結ぶというのがコンセプトです」
 商品は単なる食品ギフトではなく、「心に残る」「ご縁を結ぶ」ためのさまざまなこだわりがある。
 「こだわりの一つは、奥出雲和牛や仁多米、クロモジなど、島根県の希少かつ上質な素材を厳選している点。また、風呂敷や和紙袋で包まれた美しい装いや、出雲大社の大しめ縄を作る職人の手づくりによるしめ縄を同梱するなど、演出・包装・ストーリー性にもこだわっています。プレミアムを感じる贈り物や、歴史・文化・伝統を感じる贈り物を探している方、パッケージを含めて贈り物としての体験価値を重視する方などをターゲットにしています」


◆人気商品・反響

(続きは、「日本ネット経済新聞」10月2日号で)

<運営会社概要>
【運営】株式会社たなべの匠味
【ショップ開設時期】2025年4月
【EC運営人数】2人
【ショップ形態】自社ショップ
【導入システム】aishipR
【配送委託先】ヤマト運輸

心がさね<寿>仁多米・比田米・神楽米セット

大橋和代氏

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

こだわりの逸品 特産品EC 連載記事
List

Page Topへ