【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第506回 <讃岐うどん専門ECサイト さぬきうどんの「こんぴらや」> 防災食で話題にユニークな商品で客層広がる(2025年8月7日・14日合併号)

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代打ち麺ロール

代打ち麺ロール

 讃岐山脈のふもと、香川県まんのう町に製麺工場を構え、セルフうどん店を運営する、こんぴらや販売。ECサイトでは、”本場讃岐うどん”をはじめ、防災食の讃岐うどん、製麺する楽しさを味わえる「代打ち麺ロール」などユニークな商品をラインアップし、幅広い層に支持されている。全国への広がり、反響などについて、瀧振多郎社長に聞いた。

◆特徴・人気商品

 こんぴらやの看板商品は、こだわりの詰まった讃岐うどん。贈答用の最高級麺「琴線」から、自宅用のお手頃商品まで、さまざまなタイプを取りそろえている。
 「讃岐うどん職人・香川正彦の目で選び抜いた国産小麦を使い、うどんに最も適した軟水と塩で練り上げます。生地は十分に熟成させ、食べごろになったら包丁で一本一本丁寧に切ります。当店では、古来より伝わる伝統製法を忠実に守り続ける『本場讃岐うどん』を提供しています。生麺は冷蔵輸送で賞味期限が短いこともあり、ネットショップでは常温で日持ちがする半生麺が人気です。また、製造過程で出た端切れなど規格外のものも入った『訳あり半生讃岐うどん』も、ご自宅用に大変人気があります」
 うどんの新たな可能性を追求した商品も、こんぴらやの特徴だ。
 「東日本大震災直後、救援物資が届かず食糧不足に陥ったことを受け、私たちができることをと開発したのが、『防災非常食 揚げ入りさぬきうどん』です。また、ロール状のうどん生地を自分で切り分けられる『代打ち麺ロール』は、家族で楽しめる一品。工場見学を開催していた頃、麺を広げる工程や生地を切る工程を見ていたお子さまの『私もやってみたい』という一言から開発しました」


◆広がり・声

(続きは、「日本ネット経済新聞」8月7日・14日合併号で)

<運営会社概要>
【運営】こんぴらや販売株式会社
【ショップ開設時期】2008年4月
【EC運営人数】3人
【ショップ形態】自社ショップ、楽天市場、ヤフーショッピング、アマゾン、ほか
【導入システム】通販Best
【配送委託先】ヤマト運輸

瀧振多郎氏

本場さぬきうどん「琴線」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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