【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第511回 <台湾料理専門ECサイト「老李」> 地元で人気の水餃子、催事で広がりEC売上増(2025年9月25日号)

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「元祖 長崎台湾肉汁水餃」

「元祖 長崎台湾肉汁水餃」

長崎中華街・総本店をはじめ、長崎と東京で9店舗を展開する台湾料理専門店「老李(ラオリー)」。長崎から全国へ認知度を上げたきっかけは、催事出店とメディア露出。そこからSNSなどによって広がり、ECサイトの売り上げ増につながったという。一時販売を休止するほど大人気の水餃子の魅力、現状と今後について、李宗賢社長に聞いた。

◆こだわり・特徴

 老李の料理を通して、「まだ知らない台湾の魅力に触れてほしい。その『入口』になりたい」と話す李社長。
 「看板商品の水餃子は、長崎産の食材を使い、台湾の家庭の味を再現した商品です。当店のこだわりは、手作りのもちもちした皮とジューシーな肉、野菜のうま味。口いっぱいに広がるおいしさがあります。一番人気の『元祖 長崎台湾水餃』は、長崎芳寿豚の柔らかなうま味とジューシーな肉汁が特徴で、食感と甘味、そして香り高いしょうがで全体のバランスが整った自慢の一品です。『この温かい味をぜひ知ってほしい』という思いを持ち、開店当初からこれまで、日本と台湾の食文化(水餃子)を発信し続けてきました」
 地元長崎で10年味を守り抜き、その後、全国へと徐々に広めていった。
 「やはりおいしさは、10年・20年・30年と年月をかけなければ本当に伝わらないもの。最初の10年間は、『地元でおいしい』と評価をいただけるように努力してきました。その後はこの味を支えてくださるお客さまのため、全国の百貨店など各地に出向き、真心のこもった喜びの笑顔が見える最高の味を届けています。お客さまとスタッフに対して思いやりを忘れず、30年間かけて築き上げてきた歴史に恥じないよう、これからも努力し続けていきます」


◆売れ行き

(続きは、「日本ネット経済新聞」9月25日号で)

<運営会社概要>
【運営】株式会社老李グループ・ジャパン
【ショップ開設時期】2011年9月
【EC運営人数】2人
【ショップ形態】自社ショップ、リロカルマーケット
【導入システム】BASE、らくうるカート
【配送委託先】ヤマト運輸
 ※ネットショップ向けの卸については応相談

李宗賢氏

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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