【EC売り方研究所】〈家電・家具の新生活向けネット商戦〉/セットやセール企画が多様化家電レンタルも人気

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ディーリアライズの「ルーミー」は新生活特集を常設化した

家電と家具の新生活向け商戦が多様化してきた。生活必需品をまとめたセット販売に加えて、家電のレンタルの人気も増している。顧客からのさまざまな要望に応じようと、新生活向け企画を期間限定にせずサイトを常設化して、需要を取り込もうという動きもある。家電、家具の通販事業者では各モールで実施されるセールの企画に参加したり、独自の特設サイトを開設して露出を強めている。

新たな需要の掘り起こしも

 家電と家具を通販展開する各社は、新生活に向けた企画を呼び水にして新たな需要を掘り起こしたり、売り上げを伸ばしている。
 ベイシア電器(本社群馬県、土屋嘉雄社長)は15年3月から、セット商品のレンタル事業をECサイトで開始。「思っていた以上の反響を得た」(経営企画部)という。
 冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、掃除機を組み合わせて年間4万円の「ベーシックセット」が人気だ。学生が1人暮らしを始める時の出費は大きいが、卒業と同時に購入した物が不要になってしまう人が多いことに着目した。細かな要望に応えられるよう、12月からはレンタルの商品数を拡充していく。
 良品計画では今年2月、新生活応援企画を開始した。高単価帯商品を中心に取り揃え、販売が好調な「体にフィットするソファ」で期間限定の値下げを実施。14年の消費増税後は、駆け込み需要の反動があったが、新生活応援企画により、家具全体の売り上げを下支えしたという。
 同社は暮らし方を提案するプロモーションを「コンパクトライフ」と名付け、新生活企画を強化していく考え。特設サイトを開設し、暮らしに関する動画の配信や記事も掲載する。

(続きは日本ネット経済新聞 12月3日号で)

ベイシア電器は15年3月からレンタル事業を開始

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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