【EC売り方研究所】〈リスクを抑え中国進出〉/大手モールへの「出品」が可能

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アリババが開始した出品支援サービス

中国向けに越境ECを行う選択肢として大手モールへの「出品」に注目が集まっている。日本のEC支援会社が、中国の2大モールへの出品支援サービスを相次ぎ開始。初期投資や在庫リスクを最小限に抑えて中国に進出する方法を探る。

アリババが出品支援開始
 アリババ(本社東京都)は2月26日、中国最大級の越境ECモール「天猫国際(Tモールグローバル)」の出品支援サービスを開始した。国内メーカーと天猫国際の出店者をマッチングするサービスだ。
 国内メーカーは、出店企業に商品を卸売りすることで、モールに出店することなく中国の消費者に商品を販売できる。
 アリババは中国市場に関するマーケットデータをメーカーに無償で提供し、中国市場にマッチした製品の選定や、卸先の選定を支援するという。
 資金力に乏しい中小メーカーにとって「天猫国際」への出店のハードルは高い。アリババが提供する、商品単位で販売できる仕組みを活用すれば、初期投資や在庫リスクを回避できるため、中国市場に挑戦しやすくなるのは間違いない。
 既存の出店者にとっては取扱商品を拡充できるメリットもある。
京東にも出品可能
 中国2大モールの一つである「京東全球購(JDグローバル)」も「出品」での販売が可能だ。
 EC支援を手掛けるNHNテコラスは2月下旬、「京東全球購」の出品代行サービスを開始した。メーカーの商品を買い取り、中国向けに販売する。
 受注管理や物流など越境ECに必要な業務は全てNHNテコラスがワンストップで行う。初期費用や月額固定費、ウェブページ制作費用なども無料だ。
 NHNテコラスは「天猫国際」において同様のサービスを15年10月から手掛けており、「京東全球購」にもサービスを拡充した。

(続きは日本ネット経済新聞 3月10日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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