【EC売り方研究所】注目高まる水素水/水素水 ECで売り上げ好調

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アビストH&Fは定期購入者に食品を贈っている

 水素水への注目が高まる中、通販各社も水素水の売り上げを伸ばしている。お試し購入から定期購入に誘導したり、顧客に特産品を無料配布するなどリピート促進策が奏功しているようだ。

■割安の定期購入が人気
 水素水の通販・卸販売・OEM供給を手掛けるアビストH&F(本社熊本県、進顕社長)は、通販の売り上げが好調だ。14年2月に発売した「浸みわたる水素水」は、熊本県菊池市の天然水に高濃度の水素を加えた商品。16年3月の売り上げは前年同月の3・3倍だった。16年4月は、ひと月で約14万本を売り上げた(卸やOEM含む)。売り上げの約9割を通販が占めている。
 「定期購入の伸びが主な要因」(久留島秀彦専務取締役)としている。定期購入セットは30本入り。初回は半額の6300円(税込)、2回目以降は3割引で販売する。現在、定期購入者は約3200人。15年12月からは、リピート促進策として定期購入者にステーキ肉、メロン、コメなど菊池市の特産品を無料でプレゼントしている(6月から一部内容を変更)。リピート促進策開始前と比べ、「定期購入のリピート率が増加傾向にある」(同)と話す。
 14年7月に楽天市場に出店して以降、アマゾン、ヤフーショッピングにも出店しているが、「自社サイトの売り上げが約8割」(同)となっている。リピート施策が自社サイトの売り上げを伸ばす要素となっているようだ。
 伊藤園は現在、2つの水素飲料を通販限定で販売している。
 08年に缶タイプの水素飲料を発売。15年7月にはパウチ容器タイプも発売。15年12月にテレビ番組で水素水が取り上げられたことで、問い合わせが急増したという。
 通販の定期購入会員は現在、約1万2000人で、このうち水素水の会員は約8000人。お試しセット(7本入り)や毎月の定期便セット(30本入り)など割安となるセット販売を用意することでリピートを促している。「定期購入者の継続率は非常に高い」(健康食品部)と言う。

(続きは、「日本ネット経済新聞」5月26日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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