【EC売り方研究所】18年の福袋の動向/抽選制度、EC限定など動き目立つ

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今年から抽選性に変更したヨドバシカメラの「夢のお年玉箱」

 ネットなどで福袋を販売する各社の間で、顧客の満足度を高めようとする取り組みが広がっている。ヨドバシカメラは今年から、ECサイトに福袋の抽選制度を設けた。従来は販売開始直後にアクセスが集中するため、売り切れ前に購入しようとクリックを焦る顧客に時間的余裕を与えるのが目的だ。良品計画は実店舗での販売を止め、EC限定販売に切り替えた。徹底した在庫管理により、福袋を在庫処分のためのイベントとしてではなく、顧客志向のサービスを提供できる機会と捉えているようだ。


■顧客志向の取り組み

 近年の福袋は、在庫処分の色合いが薄まり、中身を見せたり、抽選制度を設けるなどの企画が増えている。
 ヨドバシカメラの福袋「夢のお年玉箱」は、カメラ、白物家電、オーディオ、パソコン、玩具などジャンルごとに展開しており、今年は43種類を用意した(価格帯は5000円~6万円程度)。今年から、ECサイトで販売する福袋を抽選制に変更した(店頭販売分は例年通り先着順)。「お客さまに喜んで購入していただくことを考えた結果」(ヨドバシカメラ・広報)としている。
 昨年まではECでも先着順で福袋を販売していたが、売り切れるまでにいち早く購入しなければという焦りが生じ、顧客はゆっくりと検討することができなかった。サイトへのアクセスが販売開始時に集中してしまうことも課題だった。
 ヨドバシカメラは今年、12月1日~8日に購入の申し込みを受け付け、11日に抽選を行った。申し込み件数と当選者数については非公表とするが、想定以上の申し込みがあったとしている。
(続きは、「日本ネット経済新聞」12月21日・28日合併号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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