【特集 進化するリピートEC】インタビュー:「リピートPLUS」の機能大幅拡充/w2ソリューション 山田大樹CEO

山田大樹CEO

 ECサイト構築支援のw2ソリューション(本社東京都、山田大樹CEO、(電)03―5148―9633)は10月末、リピート通販システム「リピートPLUS」の大幅なバージョンアップを実施した。パッケージシステム開発で磨いた「カスタマイズ対応」や、「顧客データの一元管理」などのノウハウを「リピートPLUS」でも生かしており、成長しているリピートEC企業への導入が相次いでいる。今回、約70件の機能を追加・改善し、〝グロースステージ(事業の成長期)〟における支持率ナンバーワンの地位を確固たるものにしたい考えだ。山田CEOにバージョンアップの詳細やサービスの強みについて聞いた。

■70機能を追加

 ーーー10月末に実施したバージョンアップの詳細は。

 これまで9年間、リピート通販向けのシステム開発を手掛けており、「リピートPLUS」をリリースしてから3年目に入った。他社のシステムからの乗り換えも多く、成長企業の支援実績が増えている。導入企業の声や今後の市場環境を見据え、大幅なバージョンアップを実施した。顧客体験を重視し、継続率の向上や販売・サービス強化、業務効率化に役立つ機能を約70件追加・改善している。
 新機能としては、ソーシャルログインやEFO(エントリーフォーム最適化)対応、2クリック決済、複数注文の同梱、名寄せ対応、チラシ同梱などを追加。定期会員向け特典機能は大幅に拡充した。マイページ機能と決済回りは特に強みがあり、後払い決済やクレジットトークン決済に標準対応。顧客接点の一元化による顧客体験の向上施策を実現できる。以前からアマゾンペイや楽天ペイ、キャリア決済などID決済に対応しており、カード情報セキュリティーの国際統一基準であるPCIDSSにも準拠している。

■業務負荷が46%軽減

 ーーーリピートEC企業は販促やCRMの業務が煩雑になりがちだ。業務効率化のための機能は。

 顧客情報や販売データ、問い合わせの履歴などを一元管理できるのが「リピートPLUS」の強み。ECモールやオフラインなど多チャネルのデータを一元化できる。他社システムから移行し、業務負荷が約46%軽減した導入企業もある。
 他社システムの導入企業は、顧客の問い合わせメールの管理は外部ツールを使用したりしていて、電話対応の質が上がらず、時間がかかってしまい解約につながるケースも散見される。
 今回、「リピートPLUS」では顧客への対応状況が時系列に確認でき、変更履歴を確実に管理できる機能を実装した。モールなどの多チャネルのデータを管理できるだけでなく、メールなどのコミュニケーションもワンストップで確認できるため、お客さまを待たせることはない。
 さらにCRMシステム「カスタマーリングス」と連携したり、ネット広告運用ASP「売れるネット広告つくーる」のAPI連携機能を実装した。実績のあるソリューションと連携することで、導入企業は効率的にサービスレベルを向上できる。管理画面のデザインも刷新し、フラットデザインでより使いやすくなった。タブレットでも見やすいデザインにした。

■導入加速の理由

 ーーー競合サービスが多い中、なぜ導入が加速しているのか。
 お客さまからは、「現在導入しているシステムの機能が『リピートPLUS』にもあるか」という質問が多い。機能面はもちろん大丈夫であり、導入後の売り上げ拡大を見込める点が、導入企業が増えている理由だと考えている。
 年商10億円を超える成長企業の乗り換え案件も多いが、中小企業の導入も加速している。「リピートPLUS」は手軽に導入できるASP版と、カスタマイズ可能なエンタープライズ版を用意しており、ASP版は初期・月額費用5万9800円で導入できる。事業規模に応じて無料でオプションを提供したり、決済ベンダーを自由に選べるため、トータルでコストメリットが出せる点も好評だ。事業のアーリーステージから今後の成長を見据え、「リピートPLUS」を採用していただくケースが加速度的に増えている。

 ーーーサポート体制も好評だ。何を強化したのか。

 今年3月に立ち上げた「カスタマーサクセス(CS)チーム」が本格的に稼働してきた。製品の機能や運用方法をアドバイスするだけではなく、外部のコンサルタントやアフィリエイト、ツール、物流、倉庫などパートナーサービスを拡充している。この3カ月間で40社以上と提携しており、パートナーサービスもかなり充実してきた。CSチームがさまざまなイベントに参加し、セミナーレポートを無料で提供するサービスも好評だ。

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