〈インタビュー〉アクアバンク 竹原タカシ社長/「健康経営」目指す企業への提案を強化

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 水素関連製品のアクアバンク(本社大阪府、竹原タカシ社長、(電)06―6265―1034)が販売するポータブル水素ガス吸引具「KENCOS4(ケンコスフォー)」が好調だ。テレビ通販やカタログ通販、ネットワークビジネス(NB)、訪問販売といった無店舗販売だけではなく、家電量販店やエステサロンといった幅広い業種のニーズが高まっている。行政や大学などと共同で実施する研究、健康経営を目指す企業へのソリューションの提案について竹原タカシ社長に、聞いた。

 ─「ケンコス4」の販売が好調と聞く。
 これまでのケンコス1~3と比べて大幅に売れている。これまでのシリーズに対するユーザーからの意見を「ケンコス4」に集約し、改善して開発したことが売れている理由だ。特に19年11月に販売を開始したテレビ通販が好調で、CS放送だけで累計3000台売れた。約5分間のインフォマーシャルにもかかわらずだ。
 4月1日から、健康増進法の改正で受動喫煙を防止するように求められている。喫煙者に対して、たばこに代ってケンコスを使っていただくことを訴求したところ、販売数が倍増。消費者が、ニコチンを含む電子タバコに代って、水素を吸引できるという健康機能を持ったケンコスに対するニーズの高まりが感じられる。現在は、美容室やエステサロン、スポーツジム、歯科医院、百貨店、調剤薬局、宣伝講習販売のほか、今後は大手カタログ通販会社での販売も始まる見込みだ。
 ─海外からの引き合いも多いと聞く。
 海外からの引き合いも多く、4月からは韓国の医療機器販社と提携し、「ケンコス4」をはじめ、健康・美容マスク「水素マスク」、水素健康グッズ「ぽいぽい」の販売を始めた。
 中国では、新型コロナウイルスの影響もあるのか、水素吸引に対する関心が高まっており、問い合わせが増えている。中国内では水素吸引についての研究も進んでおり、需要が高まっている。
 ─行政との取り組みについては。
 2月に神奈川県鎌倉市と、「水素吸引による禁煙ストレスケア事業に関する協定」の締結に合意し、鎌倉市の喫煙職員のうち、禁煙希望者による水素吸引、参加者へのアンケートを実施した。
 また、鎌倉市は4月19日まで、健康経営の一環として喫煙職員を対象に、アクアバンクが提供するポータブル水素ガス吸引具「KENCOS(ケンコス)」を使用した禁煙ストレスケア事業を実施している。そのほか、国立大学の専門家や地方自治体と共同でさまざまなヒト有効性評価試験を実施している。認知症やストレスケア、睡眠、ヒトの肌に対する効果についても有効性について研究を進めている。
 ─健康経営を図る企業への提案も強化している。
 企業が従業員の健康維持を支援する「健康経営」という考え方が広がっている。「健康経営」の中には、喫煙者対策が含まれている。
 社内での喫煙ルームを「ケンコスルーム」に変えて、喫煙者に「ケンコス4」を提供し、フレーバーを購入してもらうといった企業も出てきている。企業に加え、健康保険組合など福利厚生の一環として提案を推し進め、年内に50社に導入していきたい。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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