【倉庫探訪】 <Exotec Nihon> MFLP船橋III/最大出荷キャパ2倍以上を実現(2025年8月28日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
Exotec Nihon・立脇竜社長

Exotec Nihon・立脇竜社長

 Exotec Nihon(エグゾテックニホン、本社東京都、立脇竜社長)は23年6月、三井不動産の物流施設「MFLP 船橋III」に倉庫自動化ソリューション「Skypod」を、システムインテグレーションパートナーであるIHI物流産業システムによる提案を経て納入した。「MFLP 船橋III」は三井不動産が運営するECモール「&mall」向けの物流施設で、「Skypod」の運用により従来の倉庫と比較して人件費を約2割抑えながら1日当たりの最大出荷キャパシティは2倍以上となっている。


■オムニチャネルを強化

 「MFLP 船橋III」は地上8階建て、延べ床面積は約8万1200坪。約400ブランドの数十万点アイテムをそろえるECモール「&mall」の物流機能を担う。システムインテグレーション(複数のシステムを連携する役割)をIHI、現場の運営などをロジスティードが担当する。三井不動産の商業施設とEC事業の相互補完によるオムニチャネルを強化し、商業施設事業の収益拡大を図るため、物流倉庫における自動化と効率化を実現している。
 「持続可能な物流体制を整えることは、ビジネスを拡大し、成長するための”体力”につながる。ここでは4社の協力体制で、オムニチャネル化やビジネスの変革に対応する柔軟性のある自動化を促進している」(Exotec Nihon・立脇社長)と説明した。
 三井不動産は、

(続きは、「日本ネット経済新聞」8月28日号で)

高さ5.4メートルのラック ロボットが縦横に走り、ラックを昇降する

ピッキングの様子

メンテナンスの様子

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

倉庫探訪 連載記事
List

Page Topへ