【倉庫探訪】 〈ダイワコーポレーション〉/専用システム開発で単品通販支援

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一体型帳票でピッカーの確認作業を軽減している

 3PL事業などを展開するダイワコーポレーション(ダイワ、本社東京都、曽根和光社長、(電)03―3763―4511)は、葉酸サプリなどをECで販売するゲンナイ製薬(本社東京都)に対しても、発送代行サービスを提供している。同社はゲンナイ製薬専用の倉庫作業を効率化するシステム「一体型帳票」を開発。専用のシステムによって、倉庫内で作業を行う人員の負担を軽減し、発送の迅速化を図っている。
 ダイワは東京・神奈川・千葉の湾岸地区に輸入商品などを扱う倉庫約10拠点を有している。14年に東京・江東区に約1万平方メートルの倉庫を整備。通販会社の物流支援サービス「EC CREATOR(イーシークリエイター)」の提供を開始した。商品の発送代行だけでなく、受注管理やカスタマー対応まで、EC業務を一貫して支援するサービスを提供している。現在は健康食品やキッチン用品などを扱う通販会社約30社の案件を請け負っている。
 ゲンナイ製薬専用の「一体型帳票」システムは、商品発送時に発行される複数の帳票を、専用のフォーマットから一枚のA3の紙に印刷して出力するシステムだという。商品の発送時には通常、発注元である荷主の後払い用紙や配送を委託する配送会社の荷札、倉庫内で発行されるピッキングリストと納品書の、4種の帳票が発行される。帳票が複数発行されると、倉庫内のピッカーの確認作業が煩雑となり、梱包時のミスが生まれやすい。
 一体型帳票にすることによって、ピッカーの負担を減らして効率化することができ、梱包時のミスが削減されたという。発送時の生産性が向上したことで、ゲンナイ製薬は、ダイワに商品を少量単位で納品できるようになったという。
 ダイワの倉庫10拠点では、常時計約1000人の人員が倉庫作業を行っている。クライアント企業の繁忙期に合わせて、倉庫間で人員の配置を自由に調整できる点が、ダイワのサービスを利用するメリットの一つだとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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