【倉庫探訪】 〈東京システム運輸ホールディングス〉/1坪利用を強みに

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作業ごとに分かれた棚

作業ごとに分かれた棚

 東京システム運輸ホールディングス(本社東京都、河端常男社長、(電)042―325―8800)が運営するEC専用の物流倉庫サービス「NetDepot(ネットデポ)」は、スタートアップ企業を中心に利用社数が伸長しており、現在は400社以上が利用している。同社の倉庫の強みは、1坪から利用できる点にある。初期費用不要で月額6500円から利用できる。同社の物流拠点の一つである「ネットデポ新板橋センター」を取材した。
 同社が16年6月に開設した「ネットデポ新板橋センター」は、現在50社超のEC事業者が利用している。倉庫では、1日に平均1500件前後の出荷対応を行っており、最大2500件の出荷対応が行えるような体制を整えているという。
 同センターは6階建て。3階を集積・出荷フロアとしており、2階・5階・6階に商品を保管している。2階では、冷凍・冷蔵が必要な商品の保管が可能だ。
 3階には、同社が長年の作業の中で培ってきた物流のノウハウがつまっている。梱包機器は2台設置。機器を中心に、棚を6カ所に設けており、

(続きは、「日本ネット経済新聞」7月25日号で)

バーコードを前に商品保管

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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