【「リピート通販」システムでできるLTV向上術】第10回〈CRM施策の効果を上げる新たな手法(1)〉/CRM施策の手段は一長一短

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 リピート通販で重要となるCRM施策。LTVを上げるために顧客へさまざまな情報を提供している企業は多いですが、CRMで使われる手段はある程度定型的なものになっています。
 一般的によく使用されているのが「商品同梱」や「DM」「メール」「コールセンター」「SNS」です。しかし、それぞれ一長一短があり、思うように顧客とコミュニケーションが取れていないのが現状のようです。
 商品同梱は購入した商品と一緒にお届けするため必ず開封され、アップセル・クロスセルの施策としては有効です。しかし、都度購入のお客さまや休眠顧客への施策としては使えず、企業が必要とするタイミングで施策展開ができないというデメリットがあります。
 一方、DMは商品を購入している企業から送られてくるため、開封率は比較的高くなりますが、はがきやパンフレットなどのツール制作コストや郵送料金などのコストが高くなります。また制作に時間がかるため、施策の実施に時間がかかるのが難点です。

(続きは、「日本ネット経済新聞」10月15日号で)

〈筆者略歴〉
西川 浩司(にしかわ・こうじ)
 2001年、東通メディアに入社。新聞折り込み発注システムの開発に携わる。2006年からリピート通販に特化した通販基幹システム「通販マーケッター」の開発をスタート。多数の通販企業さまにシステムの導入と支援を行う。2019年、執行役員に就任。システム部門を統括する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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