【Eコマース業界地図 「決済編」〈決済代行〉】〈導入事例「ゼウス決済代行サービス」〉ヘルツ/クレジット決済が業績押し上げ/セキュリティー面を評価

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ヘルツの小野寺和氏

 ハンドメードの革かばん・革製品を製造・販売するヘルツ(本社東京都、野口裕明社長)は、全国5都市で工房兼直営店舗を構えながら、オリジナルブランドのネット販売を手掛けている。1973年の創業当初から作り続けている製品もあり、取り扱いアイテムは定番だけでも470型に上る。
 00年に始めたECは、立ち上げ当初から一貫して自社サイトのみで運営、現在のスマホ比率は6割を超えている。19年9月期の売上高は前期比微増の約5億円となる見込みだ。「創業以来、手作りの温かみと丈夫さを大切に、注文をいただいたお客さま用に一つ一つ職人がお作りする形をとっています。限られた人数で対応しているので目標を少し上回る形がベスト」(ヘルツ・小野寺和氏)と話す。
 製品には、経年変化とともに味が出るこだわりの革を使っている。より厚い革と太い糸を使っているのも特徴で、長く使える物作りが同社の芯だ。デザインは職人たちの発想によるもので、30~50代男性から多くの支持を得ているという。
 受注生産のため、ECサイトや電話からの注文は発送まで6~7週間かかる。また店舗に在庫がない場合も同様に一点ずつ受注生産で対応している。


■丁寧で柔軟な対応が決め手

 ヘルツは、ゼウス(本社東京都、三文字正孝社長、(電)03―3498―9030)の決済代行サービスを導入している。導入前の決済手段は、代引きと銀行振り込みの2種類だったという。ゼウスと本社が近隣だった縁もあり、「営業の方に対面で丁寧に対応してもらえたことや、私どもの商習慣に合致した柔軟な課金システムが導入の決め手となった」と話す。
 決済手段の構成比は、7割がクレジットカードで2割が代引き。クレジットカード決済が堅調に伸長している業績を押し上げているとみられる。
 以前ヘルツでは、海外からの受注でクレジットカードでの高額な決済があった際、ゼウスが事前に不正を検知し、被害を未然に防ぐことができた。ゼウスはシステムでの自動検知に加え、社員による目視のダブルチェックで不正利用を監視している。「セキュリティー面も大きな魅力で不正利用対策は大変評価している。おかげで安心した運営ができている」と話す。


【ゼウス「決済代行サービス」 サービス概要】
 ゼウスが手掛ける決済サービスは、通販やEC企業、実店舗など、現在までに約1万4000サイトが導入している。ショッピングカートをはじめとする他社サービスとの接続は400件を超え、加盟店の決済環境の向上に積極的に努めている。長年の運営実績で培われたノウハウを生かした加盟店向けのきめ細やかな運営サポートが最大の強み。また、専任社員を常時配置し24時間365日対応する自社運営のエンドユーザー向けコールセンターで差別化を図る。同社は、ネガティブチェックデータベースによる決済状況の監視や不正利用検知システムを用いた決済データのモニタリングなど、不正利用を未然に防ぐ強固な監視体制を敷くことで加盟店のセキュリティー対策を支援している。クレジットカード会社との連携により、審査から最短3営業日での導入も可能だ。

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