【ECコンサルタントによる「勝手にECサイト分析」】□□466 ジャパンEコマースコンサルタント協会 矢崎宏一郎客員講師 「SHIMANTO ZIGURIストア」/「地元感」「ギフト感」満載、お取り寄せECの好例(2025年10月2日号)

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「SHIMANTO ZIGURIストア」はファーストビューの訴求力も高い

「SHIMANTO ZIGURIストア」はファーストビューの訴求力も高い

 四万十川流域の自然、農産物、郷土の味を届ける「SHIMANTO ZIGURI(しまんと地栗)ストア」は、地域ブランドとギフト商材を掛け合わせた”ローカルお取り寄せ”の好例です。サイトの構成や訴求方法から、ギフト・中元・歳暮など用途を前提としたニーズに応える工夫が随所に見られます。
 まず目を引くのは素材と土地の”ストーリー”重視のブランド設計です。四万十流域の地栗、地いもや柑橘、茶葉、川魚など、地域資源を”しまんと地栗””四万十の川の幸”といった名前で訴求。産地・季節限定・収穫期などの情報を明示し、「どこから来たか」が伝わることで商品に付加価値をつけています。これだけでギフト用途で選ばれる理由の半分を獲得していると言ってよいでしょう。

(続きは、「日本ネット経済新聞」10月2日号で)

<筆者プロフィール>
矢崎宏一郎客員講師
 ISSUN チーフマネージャー。専門分野はWEB広告、EC販売支援。WEB広告の中でもAI系広告を得意とし、事業規模に合わせた集客戦略でD2Cの売上を2年で10倍にするなどの実績を上げている。日本上位3%の代理店であるGoogle Premier Partner認定に貢献。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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