【Eコマース業界地図 「越境EC編」】 ペンシル〈運営代行〉/台湾ECを一気通貫で支援/年内めどにベトナム国内でも展開

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 ウェブマーケティングのペンシル(本社福岡県、倉橋美佳社長、(電)092—515—1000)は、台湾での越境EC支援を加速させている。現在は10社のECサイト制作などを支援。うち2社については、同社がECサイト制作や物流などの、ECに関わる業務を一気通貫で代行している。今後は、ベトナムでの展開も開始する予定。同社が国内メーカーの商品を買い取りベトナム国内のECで販売する事業も年内をめどに開始する予定だ。
 倉橋社長によると、台湾の衛生局は近年、現地の薬事法に基づき、広告表示の規制強化に乗り出している。規制強化の流れを受け、越境ECを行うのではなく、販売許可を受けた健康食品・化粧品を、台湾国内に拠点を構えて販売したいという企業からの相談が増えているのだという。ペンシルは、現地の法律に則ったランディングページ(LP)やECサイトの制作に強みを持っている。
 ペンシルによると、台湾のECの新規顧客は、日本国内と同様、ネット広告からLPに流入するケースが多い。そのため、ペンシルではクライアントに対して、LPの制作を提案している。
 同社では、台湾国内用のブランディングページの制作も提案している。ブランディングページを運用することにより、現地顧客からの信頼を得ることが可能になる。他社との差別化にも役立つとしている。
 ベトナム向けの展開については、国内の化粧品企業など4社の商品を発売すべく現在準備を進めている。ECサイトはブランドごとに、それぞれ別のものを用意。ブランドごとにECサイトの顧客データの蓄積を行っていくという。
 ペンシルがベトナムで行ったウェブアンケート調査の結果からは、日本の美白化粧品に対するニーズが非常に高まっていることが分かったという。ECを利用することが多い現地富裕層は、「安全性」や「自然由来」を訴求する日本製品に対する関心が高く、高価格帯で展開しても購買が見込めるとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。


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