【Eコマース業界地図 「越境EC編」】 ECMSジャパン〈海外配送サービス〉/郵便より安く海外配送/「B2Cダイレクト」で支援

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ビックカメラ有楽町店に設置した海外配送カウンター

 越境配送支援のECMSジャパン(本社東京都、小松英樹社長)は、国際スピード郵便(EMS)よりも半額程度の料金でアジア向け配送サービスを提供している。最近は越境ECの商品配送だけでなく、訪日外国人客が国内で購入した商品の配送も手掛けている。越境EC、インバウンドのどちらでも、郵便より安価な配送サービスを提供できる提案力で、クライアントを拡大している。
 航空宅配サービス「B2Cダイレクト」は、中国や台湾、韓国、香港といった東アジアだけでなく、タイやマレーシア、シンガポールにも商品配送を行っている。アマゾンなど大手EC事業者をクライアントに抱えており、1日数千個の荷物を中国などアジア地域に配送している。
 対象地域をアジアに絞り、効率的な配送システムを構築することで安価な運賃を実現した。現地配達までを一気通貫でサポートしており、配送地域のルールに基づき、正確に関税に対処する。顧客サポートも強化し、配送状況の確認やトラブル発生時の連絡などをワンストップで対応している。

■中小店舗もサポート
 訪日外国人の増加に伴い、国内でリアル店舗を設けている小売企業からの引き合いが増えている。ビックカメラ有楽町店には、海外配送のカウンターを設置。外国人顧客が購入した商品の海外配送をサポートしている。
 「店頭で郵便より安い価格で海外配送できるサービスを提案することで、販売促進につながる。さらに、顧客情報を収集することもでき、今後のマーケティングにつなげることも可能」(小松社長)と話す。
 ビックカメラ以外にも大手家電量販店やドラッグストアなどの海外配送をサポートしている。今後は中小店舗のサポートも強化する方針だ。
 「当社の伝票を店頭に置いていただくだけで手軽に海外配送に対応することができる。今後は日本酒など地域の特産品に対応した配送パックも開発していきたい」(同)と意気込む。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。


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