【2021年 〈訪販業界〉重大ニュース】 (2021年12月9日・16日合併号)

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 コロナ禍2年目となる21年は、訪販業界にとって業績回復に向けた足固めの年だった。20年に引き続き、対面から非対面へのシフトが加速する中で、徐々にリアルでの営業体制を整える企業が増えている。食品宅配は特需だった20年の勢いまでは及ばないものの、コロナ前を上回る実績を上げていて堅調だ。ネットワークビジネス(NB)でも、フィールドのオンラインによるリクルートが浸透し、徐々に対面でのイベントを再開する動きも出てきた。呉服の展示会販売も、再開する企業が相次ぎ、業績が急回復した。一方で、対面を基本とする化粧品訪販や住設訪販、宣伝講習販売などは、苦戦する企業が多く見られた。コロナ禍の先行きが見通せない中で迎える22年は、コロナ禍で培ったオンラインノウハウを生かすとともに、対面販売のスキルを磨き上げる必要がありそうだ。

(続きは、「日本流通産業新聞」12月9日・16日合併号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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