【ナカの”ヒト”】 <しまなみブルワリー 松岡風人社長> 「酵母と会話する」(2025年7月17日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
松岡風人社長

松岡風人社長

 しまなみブルワリー(本社広島県、松岡風人社長)は、ラガースタイルのクラフトビールを主軸に展開している。同社の松岡風人社長は、ビール造りにおいて、「酵母と会話する」ことを重視しているという。
 松岡社長は、「元々ビールが好きだった。東京農業大学の応用生物科学部醸造科学科(旧農学部醸造学科)に入学し、在学中、実験でお酒を造る機会があり、ビールに興味を持った」と話す。
 そこで、ビール職人・山田一巳氏の書籍に出会ったという。山田氏は、キリンビール在職中、「ハートランド」「一番搾り」など、数々の名品を世に送り出した職人だ。
 大学卒業後、山田氏が当時醸造長を務めていた「八ヶ岳ブルワリー」を展開する、萌木の村(本社山梨県)に入社した。
 2015年からは、同ブルワリーで醸造長を務めたという。
 しまなみブルワリー設立のきっかけは、2020年に英国パラグラフ・パブリッシングが主催する、世界的なビール審査会「ワールド・ビア・アワード」で、三つのビールが最優秀賞に選ばれたことだったという。
 松岡社長は、

(続きは、「日本ネット経済新聞」7月17日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

ナカの”ヒト” 連載記事
List

Page Topへ