【エビデンスのある素材】 CICフロンティア〈「OptiMSM」〉/ロコモ分野で幅広いエビデンス取得

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筋肉リカバリー、関節の健康、鎮痛、抗炎症、筋肉の健康など、ロコモ分野における幅広い効能について、臨床試験によるエビデンスを豊富に取得しているのが、「OptiMSM(オプティエムエスエム)」だ。CICフロンティア(本社東京都、板波英一郎社長、(電)03―3433―1311)が供給している。
 同素材は、優れた抗酸化作用を持つ有機イオウ化合物「MSM(メチルサルフォルニルメタン)」。同社では、一般的である「OptiMSM」は一般的な製造法である「結晶法」ではなく、「蒸留法」を採用しており、高純度・高品質を確保している。同社はMSMの国内トップサプライヤーだ。
 「OptiMSM」については、臨床試験データを数多く蓄積している。
 複数のヒト臨床試験や動物試験の結果からはMSMに(1)運動誘発性の炎症に対抗するのに役立つ(2)筋肉損傷や筋肉痛を緩和する(3)運動後の酸化ストレスを減少する(4)結合組織の修復と再生を促進する(5)全般的な抗酸化防衛能を向上する─といった働きがあることが確認されている。筋肉リカバリーへの有効性が、健常者への臨床試験を含めて実証された素材といえる。
 関節症に関する有効性データも蓄積。二重盲検試験では、MSMが、WOMAC(変形性関節症の指標)における「疼痛・身体機能障害」のスコアに有意な低下をもたらすことが確認された。SF―36(健康関連QOLの尺度)の評価においても、QOL(生活の質)の有意な改善が示された。
 別の臨床研究では、MSM摂取群において、VAS疼痛スコアとLequesne指数(痛みと可動域の指数)がプラセボに比べ有意に改善することを確認。MSMとグルコサミンを併用した際には、両成分の単独投与より良好な結果が得られることも確認された。
 その他、複数の臨床試験で関節の痛みに対する有効性が実証されている。
 筋肉や関節への有効性が臨床試験を含めた数多くのエビデンスで実証されていることから、同社では、総合的な抗ロコモ対策素材として提案を強化したい考えだ。
■掲載企業
・C-Cフロンティア
・三生医薬
・越後薬草
・サン・メディカ
・日本漢方新薬
・フジッコ
・東洋酵素化学
・バイオアイ
など
(続きは日本流通産業新聞 3月26日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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