【〈プロ直伝!〉リスティング社内運用のイロハ 】第6回 「入札戦略」使いこなし効率アップ

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 リスティング広告に強い広告代理店の広告運用のプロ担当者が、リスティング広告の社内運用のコツを伝える連載企画。第6回目は、より高い成果を得るためのノウハウを、竹内達哉氏に紹介してもらう。

■「入札戦略」を有効利用

 コンバージョン(CV)を効率よく獲得するためには、入札したキーワードのうち、もっともコンバージョン率のよい検索クエリ(実際に検索されたキーワードの組み合わせ)を配信することが効果的です。例えば、「青汁 安い」よりも、「青汁 痩せる」のほうがコンバージョンに結びつきやすい場合は、後者を積極的に配信することが望ましいでしょう。
 どの検索クエリが最も成果に結びつきやすいかを自動で判別し、優先的に自動化で配信するサービスが、グーグル広告とヤフー広告の機能「入札戦略」です。
 媒体側では初回配信時に最初から入札戦略の導入を推奨していますが、個人的には、最初の2週間程度は手動入札で配信し、配信した広告の反応を確かめたり、情報を集めてから入札戦略の設定を行うことをお勧めします。
 時間的な余裕ができたら、キーワードの見直し▽デバイスごとの配信の見直し▽ユーザー属性の分析─に着手してみましょう。
 キーワードにははやりすたりがあるので、設定しているキーワードの見直しは定期的に行いましょう。
 デバイスごとの配信の見直しとは、スマホやPC、タブレットなど、「どのデバイスに一番多く配信するか」を調整することです。
 配信状況やCVは、アカウントから確認できます。最もCVの高いデバイスへの配信に注力するなどして、効率をアップしましょう。
 ユーザー属性の分析とは、

(続きは、「日本ネット経済新聞」8月29日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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