【NB市場予測】 コロナ後も進む二極化/”デジタル”という魔法使いこなせるか? (2022年1月1日新年特大号)

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 ネットワークビジネス(NB)企業は、恐る恐るながらも、リアルの活動を増やしている。コロナがこのまま収束に進めば、22年は、大型コンベンションやインセンティブツアーを再開できる企業も増えてくるだろう。
 となれば、コロナ禍で業績を落としていたNB企業が、「昔みたいに…」と期待したくなるのも人情だが、そうはならない可能性が高そうだ。
 コロナ禍で、業界は二極化が進んだ。一方は、若い会員を中心に、ウェブ会議システムやアプリなど、デジタルの活用を積極的に推進した企業群。こうした企業は概ね業績を伸ばしており、大幅増収を達成した企業もある。
 もう一方は、高齢会員が中心で、デジタル化も「うちには無理」とあきらめてしまった企業群。こうした企業には、業績を落としたケースが少なからずあった。
 コロナが収束したとして、後者の企業群が再び「水を得た魚」となるかというと、はてなが付く。
 コロナ禍で?デジタル?という魔法を習得した企業が、アフターコロナにあっても、「デジタルとリアルの融合」という二刀流で、快刀乱麻するのではないか。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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