アマゾンジャパン/大阪オフィスを拡張/西日本の出品者支援を強固に

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大阪オフィスを拡張、新フロアをオープンした

大阪オフィスを拡張、新フロアをオープンした

 アマゾンジャパンは10月15日、大阪にあるコーポレートオフィスを拡張し、新フロアをオープンした。拡張後の大阪オフィスでは、Amazonの出品サービスに関わる社員など200人以上が勤務するようになったという。今後も、関西の出品者を支援するために、積極的に採用を行っていくとしている。
 アマゾンジャパンによると、関西の中小企業がAmazonで販売した商品の、18年の流通総額は2000億円を超えたという。日本全体の中小企業による流通総額9000億円の2割超を占めた計算だ。アマゾンジャパンは、大阪オフィスの拡張について、「人材やテクノロジー、設備などへの投資をさらに拡大し、大阪をはじめ、関西のお客さまの利便性を向上するため、大阪での事業を強化する。中小企業のビジネスのサポートにも注力する」(パブリックリレーションズ)としている。
 Amazonが大阪オフィスを拡張し、人員を強化することにより、Amazonの担当者の出品者への訪問や、セミナーの開催といったことが行いやすくなり、出品者とAmazonとの距離がより近くなるとAmazonではみている。
 大阪オフィスに新設されたフロアは、2457平方メートル。新設フロアだけで100人以上の社員の就業が可能だとしている。大阪オフィス全体の広さは、3700平方メートル以上になるのだという。
 大阪オフィスには、出品サービスのチームのほか、Amazonの音声サービス「Amazon Alexa(アマゾンアレクサ)」の製品開発に関わるチームや、Amazonウェブサービスのチームも在籍しているとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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