【化粧品通販支援サービス 】 PRECS〈単品定期通販特化型カートASP「リピスト」〉有力化粧品通販企業も導入

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ASP事業部統括・岸田隆マネージャー

ASP事業部統括・岸田隆マネージャー

 化粧品のリピート通販を力強く支援するのが、EC支援のPRECS(プレックス、本社東京都、廣田朋也社長、(電)03―5283―7561)が提供する単品定期通販特化のカートASP「リピスト」だ。「リピスト」は有力化粧品通販企業も導入している。
 「リピスト」は現在、約450のECサイトが導入しており、導入サイトの年間流通額は370億円にも上るという。導入企業の商材別の割合としては、化粧品と健康食品が最も多く、それぞれ40%を占めている。そのほか、食品が15%、その他が5%としている。
 化粧品通販企業の導入社としては、デリケートゾーンケア用品「イビザクリーム」などを販売するファイブテイルズ(本社東京都、井上麻美社長)や、「天使のララ」化粧品シリーズを展開するエミネット(本社鳥取県、内田幸男社長)なども名前を連ねている。
 スタートアップ時点から導入し、早い段階で成果を出す導入社もいるという。同社のASP事業部統括・岸田隆マネージャーによると「導入後すぐに月商が1000万円を超えるケースも多い。初年度で月商が1億円を超えたという事例も多数ある」と話している。
 メインターゲットとなる売り上げ規模は「起業から年商3億円に至るまで」としているが、「複数の大手企業にも導入していただいている」(岸田マネージャー)と話す。
 「リピスト」は機能を必要最小限に抑えることにより、低価格を実現している。自社ECサイトを新規で立ち上げる場合でも、カートシステムにかかる費用を安価に抑えることができる。料金プランは四つあり、初期費用2万9800円(税別)、月額料金1万4800円(同)から利用することができる。
 「圧倒的に安い導入コストで、売れる仕組みを全て提供する。サービスの利用方法の案内だけでなく、運営全般にわたるサポートを行っている。システムについても、必要に応じてプランを付け足せる『オプション方式』を採用しているため、ランニングコストを低減することが可能」(岸田マネージャー)と言う。
 機能面の最大のセールスポイントは、「LP一体型フォーム」だ。カゴ落ち率が低いLP一体型の受注フォームを標準機能として実装している。同社では「2クリックで購入を完了でき、ユーザーはストレスのない買い物が可能。導入社はCVRの劇的な向上が期待できる」(同)としている。
 サービスの拡充も随時行っている。「近々『LINE@』とも連携できるようになる。年内をめどに決済方法も拡充する。18年夏にはシステムの一新を行う予定で、現在準備を進めている」(同)と言う。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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