【コーヒー通販 〈コーヒー通販各社の値上げ対応策〉】 付加価値の高いコーヒーを(2022年8月11日・18日夏季特大号)

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 コーヒー通販業界には20年以降、コロナ禍における〝お家コーヒー需要〟の急拡大という追い風が吹いていた。そこに、コーヒー豆価格の高騰という強烈な逆風が吹き始めている。商品によっては、以前の2~3倍の価格になっているものもあるそうだ。そんな中、コーヒー通販各社は、値上げに見合った「付加価値」を提供することにより、顧客の獲得につなげているようだ。丸山珈琲は本格的なコーヒーをより気軽に楽しめる商品の展開を強化している。サザコーヒーは賞味期限を延長。ECでのまとめ買いの増加や、防災グッズとしての需要の拡大にもつながると見込んでいるようだ。追い風と逆風が複雑に吹き乱れるコーヒー通販業界。旧態依然の施策を続けていては、業績の維持もままならない。価格に見合った付加価値を提供できるかが、コーヒー通販企業の増収の鍵になりそうだ。

(続きは、「日本流通産業新聞」8月11日・18日夏季特大号で)

■掲載記事
・サザコーヒー/攻めの姿勢で新商品を/賞味期限の延長も
・三本珈琲/コーヒーで世界の給食支援/「レッドカップ」の商品発売
・UnCafeSucre 楡井有子社長/国内加工のデカフェ安定供給を目標に
・丸山ステンレス工業/アウトドアにも最適なドリッパー
・丸山珈琲 丸山健太郎社長/コーヒーバッグの需要拡大へ
・クレアル/ローカフェインの商品発売/トリゴネリン高配合のコーヒー
・〈珈琲余話〉自宅でアイスコーヒーを
・コーヒー豆の値上がり
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記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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