【ホームヘルス機器】 日本トリム/郵送検査企業とコラボ/メタボ検査と整水器の提案をセットで

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熊倉利和社長

 電解水素水整水器の職域販売を展開する日本トリムはこのほど、東証一部上場企業である、みらかホールディングスのグループ会社で、郵送検診事業などを展開するセルメスタ(本社東京都、熊倉利和社長)と、共同の事業展開を行っていくことを明らかにした。全国の健康保険組合に対して、セルメスタが行う、メタボ関連の郵送検診と、日本トリムの電解水素水整水器の企業への導入を、セットで提案していくという。セルメスタではすでに、従業員が日本トリムの整水器を日常的に利用しており、自社の検査キットを使った、電解水素水の効果実証も行っている。自社が得ている検査結果を、健保に対する共同提案のきっかけとして活用していく考えだ。


■健保が検査費用を負担

 セルメスタは、全国約350の健康保険組合(組合員700万人)向けに、常備薬のあっせん販売を実施している。19年2月には、受託臨床検査事業などを展開するみらかホールディングスの傘下に入った。
 自宅でがんや生活習慣病などを検査できる「郵送検診事業」も、セルメスタの主力事業の一つだ。郵送検診とは、専用のキットで採取した血液や尿などの検体をセルメスタに郵送すると、検査結果が返送される仕組みだ。セルメスタでは、年間約7万件の郵送検診を実施している。
 セルメスタは「ドクターアンドポスト」のブランド名で、約30種類の郵送検査事業を展開している。今回の日本トリムとの取り組みでは、セルメスタがメタボ検査キットを、健保に対して提案する。同キットでは、購入者が血液の採取や腹囲・血圧の測定を行う。血液検査では、肝機能や腎機能、コレステロール値などの数値を検査できる。
 メタボ検査キットの価格は送料込みで税込1万749円だが、企業単位で実施する場合は、健保が半額から全額を負担してくれるケースもあるという。


■7人が自宅に整水器導入

 セルメスタは19年10月に、日本トリムの電解水素水整水器3台を自社に導入した。オフィスの各階の給湯室に整水器を設置。従業員がどれくらい整水器を利用しているのかを確認できるように、チェックシートも設置している。電解水素水を利用することで胃腸症状の改善などを実感した従業員7人は、自宅にも整水器を導入したという。
 セルメスタの熊倉社長は、「健康経営」を掲げる企業にフォーカスするウェブメディア「健康経営の広場」を運営しており、健康経営の取り組み事例の紹介や、健康経営の啓発活動を行っている。日本トリムも健康経営の推進を掲げていることから、両社とも、互いの経営理念に共感、整水器の導入に至ったのだという。
 セルメスタは20年1月末をめどに、自社の検査キットを使ったメタボ検診を、全従業員に対して実施する予定だ。整水器を積極的に利用している人に、利用する以前と比べて、どんな変化が起こったのかなどを確認するとしている。「まだ検査前だが、利用者は生活の中で変化を実感しているようだ。1月の検査の結果が待ち遠しい」(熊倉社長)と話している。
 セルメスタは現在、約100カ所の健保に対して、郵送検査事業を展開している。今後は、このような郵送検診を導入している健保組合に対して、電解水素水の利用前後の検査結果などを紹介する予定だという。日本トリムとしては、セルメスタを通じて、整水器の企業への一括導入を進めていく青写真を描いているという。

セルメタのメタボ検査キット

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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