【人気ネットショップの裏方事情】第78回 受注管理ソフトの移行に必要な判断と準備とは

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 北国からの贈り物では今年10月から、受注管理ソフトを「頑張れ店長!」から「ネクストエンジン」に移行するための準備を進めています。
 ネットショップにとって受注管理業務は、サービス、商材、物流と並び事業運営にとって根幹をなす業務。そのため、受注管理システムの選択は、運営方針や接客、運営形態、経営効率などに影響を与える重要な課題です。
 今回、当社が受注管理ソフトを移行する最大の理由は、業務の効率化を進めるためでした。「ネクストエンジン」を提供するHamee(ハミィ)自身がネットショップを運営しており、同ソフトを活用しています。実際にテスト運用を行った感触として、ネットショップの経験や実践の中から生み出された受注管理ソフトであり、とても使い勝手がよく、実にかゆいところに手が届くサービスだと感じました。
 ネットショップを運営していると、楽天市場やヤフーショッピングがクーポンの仕組みを作るなど、システムのバージョンアップへの対応に迫られることが多いです。ネットショップはシステム変更によるトラブルを避けるため、事前に開発側に変更点を伝えて対処してもらう必要がありますが、事後対応になってしまうケースも少なくありません。
 ハミィのように自前でネットショップを運営している企業が提供する受注管理システムの場合、社内でショップ側からシステム担当者にモールの変更点を伝え、自社店舗にトラブルが起きないように事前対応を徹底しています。そのため、EC事業者自身がシステム開発をしているメリットは非常に大きいと感じています。


(続きは、「日本ネット経済新聞」10月6日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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