Hamee 19年4―10月期/売上16%増の54億円/来期、ストック型の新事業開始

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樋口敦士社長

 スマホ関連商品を開発・販売するHamee(ハミィ)の19年4―10月期(中間期)の連結売上高は、前年同期比16.7%増の54億1300万円だった。スマホケースの新シリーズの好調が継続し、EC管理システム「ネクストエンジン」の導入企業獲得も順調に推移した。樋口敦士社長は、「スマホケースの顧客接点を生かしたストック型のビジネスを来期にはスタートできる」と新事業の見通しを明らかにした。
 スマホケースなどの小売りや卸売りを展開するコマース事業の売上高は、同17.1%増の44億4300万円だった。卸売りではスマホの新機種に対応したモデルが売れ、ECでは店頭に並ばない旧機種に対応したモデルが売れている。
 特に店頭では、スマホケースの主力ブランドである「iFace(アイフェイス)」の新シリーズで背面が透明となっている「iFace Reflection(アイフェイス・リフレクション)」が売れている。9月に発売したiPhone11対応モデルも販売好調だ。
 「ネクストエンジン」やコンサルティングサービスを展開するプラットフォーム事業の売上高は、同7.3%増の8億9700万円だった。コンサルティング事業は人材採用に伴う先行投資がかさみ、減収減益になった。「ネクストエンジン」はコールセンター業務の外部への移管に伴い、新規契約の獲得ペースが一時的に鈍化したが、目標を上回る契約を獲得し、コンサルティング事業の減収分をカバーした。
 連結業績における営業利益は同80.5%増の8億4200万円、四半期純利益は同78.5%増の6億200万円だった。
 中期経営計画でフロー型からストック型のビジネスモデルにシフトする方針を掲げている。プラットフォーム事業はストック型となっているが、コマース事業は売り切り型のスマホケースの販売が中心となっており、ストック型の新事業を開発しようとしている。
 「『iFace』と親和性が高い新規ビジネスを計画している。顧客と長期的につながることができるサービスを提供する」(同)と新規事業の一端を紹介している。
 20年4月期の売上高は前期比8.1%増の111億4100万円、営業利益は同9.1%増の12億6900万円、当期純利益は同8.3%増の8億8900万円を計画している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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