クロスプラス/余剰生地で新製品/FINEと共同プロジェクト

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第1弾はシャツワンピースを発売

第1弾はシャツワンピースを発売

 アパレル製造大手のクロスプラスは10月31日、アパレルの再販事業を行うFINE(本社愛知県、加藤ゆかり社長)と共同で余剰生地を活用し、新たな服を製造販売するプロジェクトを開始した。工場の稼働率が低い期間に余剰生地を活用した製品を作り、ネット通販などで販売する。循環型社会に寄与するプロジェクトを展開し、環境貢献するだけでなく、賛同する顧客の獲得を目指す。
 アップサイクルプロジェクト「Rename X(リネーム クロス)」の第1弾商品は、女性向けのカジュアルなシャツワンピース。4色展開で各3990円(税別)を数量限定で販売している。今後、チームウエアやリラックスウエアなども展開する予定だ。
 クロスプラスは年間5500万枚の製品を協力工場で生産している。同じ愛知に本社を持つFINEが手掛ける服のタグを付け替えて再販することで廃棄率削減に取り組む「Rename」に共感し、共同プロジェクトを立ち上げた。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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