セルソース/上場で信頼度向上図る/化粧品はECと卸を強化

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 医療機関向けの再生医療事業と化粧品の製造・販売・卸売りを手掛けるセルソースは10月28日、東証マザーズ市場に新規上場した。医療機関をはじめとした法人顧客からの信頼度向上を狙いとする。調達資金は事業拡大のための設備や人員増強に伴う採用教育などに充てる。化粧品は、従来のECサイトでの販売に加え、ドラッグストアなど店頭への卸売りも強化する。
 19年10月期の売上高は前期比28.3%増の15億5600万円を見込んでいる。再生医療事業のサービス受託件数増加が増収につながるとみる。
 化粧品のEC売り上げと卸売りを合わせた、コンシューマー事業の売上高は同5.5%減の4億1200万円の見通し。ウェブ広告の出稿を抑制したことや、初回購入者向けの価格戦略を見直したことが減収の要因とみている。
 経常利益は同11.6%減の2億6000万円、当期純利益は同5.2%減の1億8300万円の見込み。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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