アクティブソナー/総額36億円を調達/海外販売をさらに加速

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 ブランドの買い取り販売サービス「RECLO(リクロ)」を展開するアクティブソナー(本社東京都、青木康時社長)は8月22日、中国最大級の金融・産業コングロマリットなどから総額約36億円の資金調達を実施したと発表した。調達資金をもとに、海外展開をさらに強化。すでに海外売り上げが全体の約55%を占めており、中国をはじめとした海外販売を加速する。
 中国のCITIC Capital Holdings Limitedをはじめ、国内のSBIインベストメント、SBI証券、みずほ銀行などを引受先とした第三者割当増資や融資によって総額約36億円を調達した。
 16年10月に中国版リクロの提供を開始した。中国での自社サービスを提供するだけでなく、海外ECモールとの提携などを推進。現在ではブランド品を世界約200カ国以上で販売できるプラットフォームを構築している。
 これまでは日本で買い取ったブランド品を海外ユーザーに販売するケースが多かったが、今後は海外での買い取りも強化する。日本でのプロモーションも強化し、国内外においてブランド品の買い取り販売の規模拡大を狙う。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ