DMM/ワインの輸入事業を開始/ケニア産をネットで展開

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 DMM(本社東京都、亀山敬司会長兼CEO)は5月21日、酒販免許を取得し、酒販事業に参入することを発表した。
 第1弾として、ケニア産ワインのブランド「Leleshwa(レレシュワ)」シリーズの白・ロゼ・スイートの3種3アイテムを5月17日から、同ブランドでは国内初となるオンラインショップ(ヤフーに出店)で販売を開始した。
 DMMは15年より、アフリカ事業を立ち上げ、現在までに5カ国に拠点を設けている。17年にケニア・ナイロビにDMM.Kenyaを設立。アフリカの美容市場に着目し、美容事業「DMM.Biyo」を展開。現地でビジネスをしている中で、ケニア唯一のワイナリーであるケニア・ナッツ・カンパニーが手摘みでブドウを栽培し、ワインを製造するしていることに着目、ケニアのワインを世界に広げたいという思いから酒販事業を開始した。
 ケニアの自社ぶどう畑で造られたワインは、品質が高く評価されている。製品の中には、ワイン業界で働く女性が審査員を務める国際ワイン審査会「SAKURA AWARD(サクラアワード)」で銀賞に選出されたほか、南アフリカの国際ワインコンクール「ミケランジェロ・インターナショナル・ワインアンドスピリッツ・アワーズ」でダブルゴールドを受賞したものもある。
 今後は、ワインショップ、レストランでも販路を拡大していく。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ