アマゾンジャパン/大阪に物流拠点新設/ロボティクス導入は2拠点目

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茨木FCの外観

茨木FCの外観

 アマゾンジャパンは6月5日、9月をめどに大阪・茨木市に新たな物流拠点を開業すると発表した。物流拠点には、商品棚を運ぶロボット「Amazon Robotics(アマゾンロボティクス)」を導入する予定。ロボットを導入した国内のAmazonの物流施設としては2カ所目となる。
 新物流拠点「茨木フルフィルメントセンター(FC)」は、名神高速道路の茨木インターにほど近い場所に設置する。延床面積は約6万4000平方メートルだ。
 新物流拠点に導入する「アマゾンロボティクス」は、すでに米国や欧州の倉庫で導入が進んでいる。国内では16年8月、神奈川・川崎の倉庫に導入した。ロボットは、従業員が商品の箱詰め作業を行う場所に、商品棚を運んできてくれる。床に埋め込んだコードをロボットが読み取り、自動走行する仕組みだ。従業員が倉庫内を歩き回って商品を探す必要がなく、作業の効率化につながるという。

自走式ロボット「アマゾンロボティクス」

自走式ロボット「アマゾンロボティクス」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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