メルカリ/研究開発組織を設立/シャープや東大などが参加

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 フリマアプリを提供するメルカリ(本社東京都、山田進太郎CEO)は12月22日、シャープの研究開発事業部や東京大学など六つの研究機関と研究開発組織を設立したと発表した。今後、IoT(モノのインターネット)などのテーマを共同研究する。提供するフリマアプリの新機能や新サービスの提供を視野に入れている。
 研究開発組織「mercari R4D」の研究テーマは、出品された商品の立体形状の推定や、コンセントなどを必要としない無線給電技術の開発など多岐にわたる。
 研究テーマについては「今のメルカリにどうフィードバックできるか、どうそこから飛び出せるかという二つの軸を考えている」(濱田優貴取締役CPO)と話す。
 山田CEOは同研究組織への投資規模について「18年は数億円規模、それ以降は規模を拡大していく」と展望を語る。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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