センプレデザイン/個人情報2万超流出/サイトへの不正アクセスで

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 家具、雑貨の販売を手掛けるセンプレデザイン(本社東京都、田村昌紀社長)は17年12月22日、2万件以上の個人情報が流出した可能性があると発表した。運営するECサイトに対する不正アクセスが原因。現時点で流出による被害情報はないという。
 家具、雑貨のECサイト「SEMPRE.JP(センプレドットジェイピー)」で、02年9月から17年10月30日までに会員登録を行い、商品の購入を行った顧客の氏名やメールアドレス、ログイン時のパスワードなどが流出した。対象となった顧客に対し、電子メールで注意喚起を行ったほか、問い合わせ用の窓口を設置し、対応を行っている。
 流出件数は疑いも含め、2万2796件。そのうち1万3438件はクレジットカード情報を含んでいるという。
 ECサイトを利用した顧客から昨年11月、クレジットカード情報の流出を懸念する連絡を受けて社内で調査を実施、不正アクセスの形跡を発見した。翌月には、外部の調査会社からも同様の報告を受け、個人情報の流出が判明した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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