ファッションECモールを運営するマガシーク(本社東京都、井上直也社長)は10月13日、SNSで影響力のあるインフルエンサーが監修したアパレルブランドを発売した。インフルエンサーとの共同で商品を企画するのは初めて。新規顧客の獲得を促進するのが狙い。
インスタグラムで9万8000人以上のフォロワーを抱える、岡部あゆみさんと共同でアパレルブランド「HELEFRAU(ヘレフラウ)」を開発した。ファッションECモール「MAGASEEK(マガシーク)」、NTTドコモと共同運営する「d fashon(ディーファッション)」限定で販売する。
以前も自社ブランドを販売したことはあったが、インフルエンサーが監修するのは初めてという。最近は出店ブランドとインフルエンサーの共同企画を支援し、ECモールで販売する取り組みが増えていた。自らブランドを企画することで、インフルエンサーとの共同企画をさらに推進したい考えだ。
「出足は好調だ。インフルエンサーのフォロワーが『マガシーク』に来てくれている。新たなユーザーが訪れてくれれば、出店ブランドの販売促進にもつながる」(広報)と期待している。
今期(18年3月期)中に第2弾以降の企画もリリースする計画だ。
マガシーク/独自ブランドで初の試み/インフルエンサーと共同企画
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