【店舗に聞く”ECモールのAI対策”】”販売の高度化”に期待/AIO対策の作業負担増に懸念も(2026年9月10日号)

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LINEヤフー コマースドメイン ショッピングSBU プロダクト開発1ユニット ユニットリード・市丸数明氏

LINEヤフー コマースドメイン ショッピングSBU プロダクト開発1ユニット ユニットリード・市丸数明氏

 楽天市場やヤフーショッピングなど大手ECモールが、AI戦略を加速している。楽天市場は店舗の接客をAIが行う「AI店長」の構想を発表した。ヤフーショッピングも8月18日、AIエージェントの新機能を発表した。多くの店舗はECモールのAIエージェントが、接客の強化や商品の的確な訴求につながると期待を寄せている。一方で、一部の店舗から「AIO対策など新たな作業が生じることを懸念している」という声も聞こえてきた。

 楽天グループ(楽天)が提供を予定している「AI店長」は店舗ごとに店長をAIアバター化し、24時間365日、接客から商品提案、購入支援までを行う。楽天市場の「人による接客」という強みをAIで拡張させたい考えだ。
 LINEヤフーもAIエージェントの取り組みを強化している。ヤフーショッピングにおいて、生成AIがユーザーに、よりお得な購入日を提案する機能や、AIが自動で複数の商品を比較し、最適な商品を提案する「AIおまかせ比較」機能の提供を開始している。
 「AIエージェントの利用状況は順調で、AIエージェント経由の流通額は全体の2割まで伸長している」(LINEヤフー コマースドメイン ショッピングSBU プロダクト開発1ユニット ユニットリード・市丸数明氏)と説明する。


■新たな顧客接点創出

 楽天市場とヤフーショッピングが展開するAIの構想について、多くの出店者は期待を寄せている。自転車関連商品や車椅子用品などを販売するテラオの佐々木伸一専務取締役は、「基本的には、かなりポジティブに捉えている。もちろん『AI店長』のクオリティー次第ではあるが、単に商品情報を案内するだけではなく、そのショップが持っている専門知識や接客のテイストまで反映できるようになれば面白いと思っている。例えば同じ商品について質問されても、どの店舗でも同じような回答をするのではなく、『このショップに聞くと、このショップらしい答えが返ってくる』というところまで実現できれば、ECにおける新しい顧客接点になり得るのではないか」とみている。
 家具を販売する大川家具ドットコムでは現在、

(続きは、「日本ネット経済新聞」9月10日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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