【ギフトEC】中元から日常的ギフトへ拡大/伝統とカジュアルの両立で購入促進(2026年8月6日・13日合併号)

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米沢牛黄木の「米沢牛コンビネーションステーキ盛り合わせ」

米沢牛黄木の「米沢牛コンビネーションステーキ盛り合わせ」

 ギフト向け食品をEC展開する各社は、中元・歳暮シーズンの利用をきっかけにしてギフトシーンを日常的に広げる取り組みを強めている。中元・歳暮市場の縮小傾向が続く中、60代以上の既存顧客層のニーズに引き続き応えつつ、若い世代には「カジュアルギフト」の利用を促している。付加価値の高さと節約志向を捉えた商品提案も進む。

 プリマハムは、25年に発売した、カジュアルギフトとして顧客の支持を得た、カレー店「SPICY CURRY 魯珈(ろか)」が監修した商品を中元のラインアップに加えている。ラインアップではこのほか、黒を基調にした高級感のある箱に商品を詰め合わせたギフトも提案して、中元の持つ伝統性とカジュアル感を両輪にした提案を行っている。
 レトルト食品の、にしき食品(本社宮城県、菊池洋一社長)は、中元時期は法人利用が増えており、水引きデザインの形式的なのし紙と、風鈴をあしらった巻き紙を用意するなどしてこの需要に応えている。
 米沢牛の精肉などを販売する米沢牛黄木(本社山形県、黄木修太郎社長)は、中元ギフトの広告を分かりやすくし、レビュー表示を改良した結果、今シーズンは中元利用が前年比10%増になったという。依然として季節のあいさつや帰省時期のギフトのボリューム期であるが、「中元を贈る習慣がない年齢層を獲得できることに越したことはない」(黄木崇照執行役員)と、カジュアルギフト拡大の可能性も見据えている。


■高価値と節約を両軸に

 ギフト商品は近年、高付加価値と節約志向を両軸にした提案が特徴的だ。節約志向は続けながら、良いと思えるギフトは多少高くても手を伸ばす消費傾向があるからだ。
 プリマハムは25年10月に初めてカジュアルギフトを発売、ここまで堅調に推移しているという。今年5月に新シリーズを追加し、ギフトシーンや共働き世代の利用を狙う。
 中元で人気の「SPICY CURRY 魯珈(ろか)」監修の商品は、百貨店などのカタログ掲載も広がっている。有名店や料理人が監修した商品は価値が伝わりやすいため、節約志向の動きを認識しつつも価格帯は例年から下げていない。
 にしき食品は、

(続きは、「日本ネット経済新聞」8月6日・13日合併号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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