化粧品市場は年々、激戦区となっている。既存の大手ブランドが成長していることに加え、近年では海外から参入する企業も増えている。その中でも、後発ながら独自のマーケティング施策や商品開発戦略で、売り上げを拡大している企業もある。インフルエンサーマーケティングに精通しているナハトのグループ会社であるBoldies(ボルディーズ)は、26年3月期におけるヘアケアブランド「クレオズボーテ」の売上高が18億円を超えた。アミノセルス製薬が展開するタレントのMEGUMI(メグミ)がトータルプロデュースしているスキンケアブランド「Aurelie.(オレリー)」も発売から2年間で、累計販売数が600万本を超えた。「クレオズボーテ」と「Aurelie.」の成長戦略に迫る。
■シャンプー後発でも成長
化粧品やヘアケアの競争が激化する中、後発参入で堅実に成長している企業がある。Boldies(ボルディーズ、本社東京都、中田千尋代表)は「クレオズボーテ」の運営にあたって、親会社であるナハトのマーケティングの知見を活用している。
「クレオズボーテ」では、インフルエンサーマーケティングに注力して、新規顧客獲得と既存顧客からの継続的な利用につなげている。新規顧客の獲得件数は月間で6000件、LTV(顧客生涯価値)は18%増、3年間で累計100万本販売、楽天市場でランキング1位を継続的に獲得している。
「基本的な流れは、インフルエンサーの選定、クリエーティブの作成、LP、チャットボットの型を決めて、A/Bテストを繰り返していくことが重要だ」(ナハト 取締役インフルエンサーDepartment統括責任者・渡辺智裕氏)と説明する。
「クレオズボーテ」では、憧れているインフルエンサーや、信頼するインフルエンサーが商品を紹介すると、購入されやすいことが分かったという。そこで、インフルエンサーを(1)美容家(2)愛用型(3)実感して共感する型(4)家族利用型(5)生活憧れ型─などに分類し、最適な人に投稿を依頼した。
(続きは、「日本ネット経済新聞」7月2日号で)
【激戦の化粧品市場で勝ち抜く戦略】後発でも売上18億円/緻密なマーケ戦略で”勝ち筋”見いだす(2026年7月2日号)
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