nessa Japan/補聴器ECが日本上陸/オンラインで調節可能

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 補聴器の販売・サポートを行うシンガポール企業の子会社nessa Japan(ネッサジャパン、本社東京都、オリビエ・カーノハン社長)は7月15日、日本国内で補聴器のリースサービスを開始すると発表した。同社サービスのユーザーは、補聴器に欠かせない調整を、オンラインで自宅から行えるという。
 同社のサービス開始は8月上旬を予定している。ECサイトからの注文があれば、担当者がユーザー宅を訪問し、契約手続きを行う。店頭での販売は行わない。
 補聴器リースの初期費用は2万円。リース料は両耳で月額7900円だという。補聴器はアップル社と共同でデザインした。補聴器を使ったことがない中高年層をターゲットに、リース契約を促していく。
 日本でのサービス開始に合わせて、新たに開発した聴覚診断装置も公開した=写真。全国の商業施設やデイケアセンターに、同装置を設置していく。同装置と一緒にipadを用意しておき、その場での注文も可能にするという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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