エニグモ/アパレルECで新事業/個人輸出と中古品に参入

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アパレルの個人輸入代行サイト「BUYMA(バイマ)」を運営しているエニグモは、個人輸出の支援と中古品の販売に乗り出した。新たなサービスを足掛かりに、中期計画として掲げた流通額1000億円の早期達成を目指す。

 個人が手軽にアパレル製品を英語圏の消費者に販売できるCtoCサイトを10月に開設した。日本語版サイトで実施している決済代行や補償、返品サービス、カスタマーサポートなどを実施している。
 12年以降、為替が対米ドルで大幅な円安となり、越境ECで日本のアパレル製品を買い求める外国人が増加傾向にあると判断。英語版のサービスをスタートした。
 日本語版「バイマ」の15年2―10月期(第3四半期)における流通額は前年同期比11・1%増の163億円だった。英語版「バイマ」の参入で流通額の成長速度を加速させる計画だ。
 須田将啓社長は輸出事業の将来性について、「いずれ海外(向け)の取扱額が日本を逆転すると思う。今後は中国語圏も含め、積極的に海外の市場を開拓していく」と話している。

(続きは日本ネット経済新聞 12月24日・31日の合併号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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